人権・同和教育 学級・学年別懇談会
2024年1月21日 16時03分1月21日(日)、参観日として、人権・同和教育の学級・学年別懇談会を実施しました。
今回の参観授業は、全学年同じ教材を用いて、「同和教育を受けて」をテーマに一人一人の考えを発表する授業でした。これまでの学習において、なぜ人権について学ぶのか、部落差別問題を解消するにはどうすべきなのか、自分自身の生き方はどうあるべきなのか、自分や自分の大切な人の命を守るための行動はどうあるべきなのか、…などについて深く考えてきました。学習の成果として自分を振り返り、意思を表明していくことは、次のステップへ進むうえで大変重要です。
授業では、なかなか発表が続かないクラスもありましたが、同じテーマで行った全校集会では、ほとんどの生徒が積極的に手を挙げ、自分の思いを語っていました。450名を超える生徒や先生、保護者の前で意見を述べること自体が「差別をなくす」行動だと思います。残念ながら、時間がなく、発表できなかった生徒もたくさんいましたが、自分の思いをまとめるだけでも次の行動につながるものに違いありません。「差別をなくす」仲間がこれほどたくさんいるということを確認することができ、大変有意義な集会でした。