2年生研究授業

2023年7月13日 09時05分

 7月11日(火)、2年2組で初任者の国語科研究授業を行いました。

 「言葉と向き合う」という単元で、短歌に親しみ味わうという教材です。今回は、正岡子規作の「くれなゐの 二尺の伸びたる 薔薇の芽の 針やはらかに 春雨のふる」について、その情景をイメージしたり、作品として良いところや工夫されている点などについて話し合いました。

 テレビ番組で俳句を取り上げる機会が増えていますが、短歌もまた日本の伝統的な文学であり、多様で奥深さを感じます。日本語のもつ美しさを感じながら、作者の心情により近付いていけるような鑑賞をすすめてもらいたいものです。

 2年2組の生徒は、先生の話をしっかりと聞き、自分なりの鑑賞を行うとともに、グループ協議で互いの気付いた点や感想を共有しました。グループ協議で積極的に発言する生徒やそれをまとめる生徒、発言は少なくてもワークシートに自分の考えをしっかりまとめている生徒など、それぞれのペースで学習を進めていました。

 放課後には、授業を参観した先生方からたくさんのアドバイスなどを受け、今後の授業改善に生かしていってくれると思います。生徒とともに成長していってくれるのを楽しみにしています。