砂防教室(2年生)
2025年7月11日 12時05分7月10日(木)、総合的な学習の時間における『防災学習』の一環で、2年生が砂防教室を行いました。
愛媛県砂防ボランティアの方々を中心に、県職員の方など、総勢14名の方にご来校いただき、土砂災害の実態や自分の命をどう守るのかということを学びました。「土石流」や「がけ崩れ」、「地滑り」の仕組みや、防ぐためにどのような対策をしているのかについて、模型を使って説明していただいたり、新居浜市の防災マップを使って、どこが被害に遭いやすいか、どのようなルートで避難所まで逃げればよいのか、などについても考えたりすることができました。
また、体育館西に降雨体験装置や土石流3Dシアターを設置していただき、降雨量の違いをカッパや傘を使いながら体験したり、土石流を3D体験したりしました。報道などで1時間当たりの降水量がニュースになりますが、実際の降雨量がどの位なのかに皆驚いていました。
本校では一昨年から防災学習に力を入れてきました。特に豪雨災害が発生した場合にどのように行動するのかについて、マイタイムラインを作成することで家族とも話し合いを進め、防災意識を高める取り組みをしてきました。今回の学習で、一層学びが深まったと思います。
自分の命を守る、家族の命を守る、そして周りの人の命も守る。中学生にもできることはたくさんあります。災害が起こった時あるいは起こりそうな時に、冷静に正しい行動ができるよう、学んだことを自分のものにしていってほしいものです。
ご指導いただいた皆さん、ありがとうございました。