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令和2年度 修了式 式辞

2021年3月25日 10時04分

 おはようございます。今朝は、各学級のお別れを悲しむかのように惜別の雨のスタートとなりました。私の朝の登校見守りも今日が最終日になり感慨深いものがありました。先ほど1・2年生の皆さんが本年度の学習をすべて終えた証として、修了証を代表の生徒さんにお渡ししました。皆さん一人一人には、この後の学活で、苦楽をともに過ごしてきた学級担任の先生から渡していただきます。自分自身の頑張りの記録として、ずっと大切にしてください。

 こうして、2つの学年が同時に体育館に集まって行事を行うのは、1学期の終業式以来のことになるのではないかと思います。新型コロナウイルス感染症の影響で、三蜜を避けるためずっと校内放送を通して、式を行ってきました。今日は、現在の新居浜市の感染状況から判断して大丈夫だと考え、体育館での修了式にしました。リモートもいいけど、やはり目の前で皆さんと向き合ってお話しできること、大変うれしく感じています。
 さて、この一年間で、皆さん一人一人目覚ましい成長があったのではないでしょうか。自分では気づいていないかもしれませんが、声変わりをしたり、物事を見る視野が広がったりと、それぞれの人が、それぞれの人の成長のペースに合わせて、心身ともにとても成長していると思います。4月からは、それぞれ学年も1つ上がり、2年生は最上級生に、1年生には後輩ができる中堅学年になります。卒業した3年生を見習って、これからは皆さんが中萩中学校の伝統を引き継ぎ、さらに発展させていく役目を担うことになります。この春休み中に、しっかり自覚して新学期に臨んでください。
 この一年間、新型コロナで大変でしたが1年生の皆さんとは室戸青少年自然の家の活動を一緒にできて、とても楽しかったです。2年生の皆さんとは、四国内の修学旅行にはなりましたが、新しい四国の発見がたくさんでき、これもとても楽しかったです。いろいろな活動において、今後も新型コロナウイルス感染症の予防対策の徹底が必要となりますが、そうであっても対策さえしっかりできていればできることはいっぱいありそうです。どうか、気持ちを前向きに持ち、油断せず健康に留意して充実した楽しい春休みを過ごしてください。