昨日16日(木)に出された安倍首相の緊急事態宣言の全国拡大を受けて、本日15時から中村愛媛県知事の会見がありました。それを受けて、新居浜市教育委員会から21日(火)から5月6日(水)までの臨時休業措置の通知がありました。本校でも、昨日から今回の措置がとられる予想のもと対応について検討し、本日の放課後の部活動から中止することを決定しました。生徒の皆さんが、朝登校時に部活動の道具を持ち登校している姿に何とも言えない複雑な心情になりましたが、今は子どもたちの安全・安心が一番、「命を守る」ことを最優先に決断しました。放課後、各部ミーティングをしてもらい、顧問から家庭で各自ができることを指示してもらいました。今は、じっと辛抱の時です。国民あげて新型コロナウイルス感染を終息させるために人との接触を減らし、現在コロナウイルスに感染している人のウイルスが死滅するのを待たなければいけません。事の重大さを、みんなで共有して、この国難を乗り切りましょう!!
全校生徒の皆さん、保護者の皆様よろしくお願いいたします。
今年は、満開の桜をめでながらのお花見も自粛しなければならない厳しい状況の中、本校の桜が私たちの心を癒してくれています。今日も校庭には桜の花が晴天のもと心地よい春風に吹かれて舞っています。希望の光が輝くこの良き日に、入学した百六十八名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
また、ご来賓の皆様には、ご多用の中、ご臨席を賜り、このように盛大に入学式を挙行できますことを、学校を代表して、厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。
さて、新入生の皆さんの表情からは、「中学校三年間をしっかり頑張ろう」という決意と、新しい生活、新しい人たちとの出会いへの期待が感じられます。今日は、新型コロナウイルス感染症対策のため、在校生は代表の一名だけの参列しかかないませんでしたが、私たちは、皆さんの入学を心待ちにしていました。今日からは同じ中萩中学校の仲間です。分からないことは先生や先輩たちに遠慮なく聞き、一日も早く中学校の生活に慣れてください。
そんな皆さんに、「ノムさん」の愛称で親しまれたプロ野球選手で名監督として有名な野村勝也さんの言葉を紹介します。野村さんは、1995年に出版された著書「勝者の資格」の中で、次のように述べられています。
私は、ミーティングで「敵に勝つより、もっと大事なことを忘れてはいけない」と言い続けてきた。それは「常に自分をレベルアップすることを忘れるな」ということである。この気持ちなくして「勝者の資格」など得られるはずはない。
と、その年ヤクルトスワローズを日本一に導きながら、チームも選手もご自身も、未熟、未完成であり、まだまだ勝者の資格などないと思っていると言われています。
皆さんにも、野村さんの言われるように、「常に自分をレベルアップさせるように努力すること」を心掛け、いろいろなことにチャレンジしてもらいたい。まず、これからの中学校生活に、目標をもって勉強や部活動に取り組むようにしてほしいです。
中学校三年間は、皆さんにとって、これからの人生の基礎となる土台を築く大切な時期であり、人生の根っこを伸ばし、張り巡らせていく時です。大地にしっかり根を張り、一人一人がどんな苦難の嵐にも揺るがない大樹へと育ち、それぞれの美しい花を咲かせてくれるように心から願っています。
最後になりましたが、保護者の皆様、本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。中萩中学校教職員一同、心からお祝い申し上げます。私たち教職員一同、心を合わせて誠心・誠意、指導してまいります。どうか、本校の教育活動に、ご理解、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
新入生の皆さんが、充実した学校生活を過ごし健やかに成長してゆくことを祈念いたしまして、式辞といたします。
生徒の皆さん、進級おめでとうございます。今日から、3年生は最上級生として、2年生は後輩をもつ中堅学年として、新しい学年、学級での生活がスタートします。本来ならば体育館で、始業式を行いたかったのですが、新型コロナウイルス感染症対策で、このように放送を通して実施することになりました。今世界各国で、この新型コロナウイルスにより何万人もの方たちが亡くなられるという深刻な状況になっています。日本においても、昨日、日本各地に緊急事態宣言が出されるなど、大変心配な状況になっています。皆さんには、新型コロナウイルスに感染することなく新しい学級で、この一年、学習や部活動、それから、いろいろな行事などをみんなと協力して頑張ってほしいと願っています!
そのため、感染拡大を防ぐ手立てに全校生徒、教職員が協力して取り組んでいってほしいと思います。毎朝、家で健康観察を行い健康観察記録表へ記録し自分の健康状態の変化に気を付けてください。そして、風邪の症状がでるなど普段と違う体調を感じたときは、登校を控えるようにしてください。そのように努めることで外部から中萩中学校にウイルスを持ち込まない対策を徹底していきましょう!
学校というところは、最近ニュースでよく耳にするクラスター感染を起こしやすい場所であると感染症の専門家の方からお話を聞いています。私たちだけでなく、家族の皆さんにも被害が及ばないようにすることが大切です。一日も早く新型コロナウイルス感染拡大が終息し、心配せずに思いっきり活動できるようになるまで、先生たちとスクラムを組んで頑張っていきましょう!!
これまで築いてきた良き伝統『中萩魂』を発揮すれば、きっと新型コロナウイルスに私たちは勝てると信じています。よろしくお願いします。
3月にお世話になった先生方とお別れをしましたが、4月から新しく11名の先生方を迎えることができました。
今から、紹介します。
角野中学校から理科の曽我部真輔先生
土居高等学校から国語科の岡本一孝先生
新規採用教員の数学科の岡 和宏先生
再任用教諭(新規採用教員指導)森 正男先生
再任用教諭で本校から社会科の近藤洋司先生
保健体育科の伊藤基貴先生
西中より中1ギャップの鈴木尚子先生
ハートなんでも相談員の三木潤子先生
学校生活介助員の近藤光代先生
学校生活介助員の片上かおり先生
学校生活介助員の渡辺文憲先生
※一日も早く中萩中学校に慣れられるよう生徒の皆さんも、協力をよろしくお願いします。
うららかな日の光が空いっぱいに広がり、春の息吹が校庭に満ちあふれる頃となりました。 このよき日に、令和の時代になって初めて中萩中学校を巣立ちゆく百六十三名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ただいま、皆さん一人一人に卒業証書をお渡しすることができました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本日の式典の開催まで心配される状況でしたが、無事に挙行でき安堵しています。
この門出の日に、多数のご来賓の皆様にご臨席を賜り、このように盛大に、第七十三回卒業証書授与式が挙行できますことを、在校生や教職員一同、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、皆さんは、中学校の三年間で、心身ともに目覚ましい成長を遂げました。特にこの一年間は、運動部や文化部の活動をはじめ、学校行事や生徒会活動、そして地域ボランティア活動等、中萩中学校の最上級生として、後輩たちの良き手本となる大活躍でした。
中でも、運動会での全員が心を一つに気力で走り抜いた百足競走、校内合唱コンクールでの各クラスの美しい歌声は、観る者の心を打つ迫力がありました。
六年ぶりの母校勤務で皆さんと出会えた奇跡に、私は感謝しています。本当にありがとう。
皆さんの卒業にあたり,私の最後の話として、アフガニスタンの復興に三十年以上の長きにわたって携われ、昨年志半ばで凶弾に倒れられた中村哲医師の著書の一節を紹介したいと思います。
中村医師は、「天、共に在り」の著書の中で、
様々な人や出来事との出会い、そしてそれに自分がどう応えるかで、行く末が定められてゆきます。私たち個人のどんな小さい出来事も、時と場所を超えて縦横無尽、有機的に結ばれています。そして、そこに人の意思を超えた神聖なものを感ぜざるを得ません。この広大な縁(えにし)の世界で、誰であっても、無意味な生命や人生は、決してありません。私たちに分からないだけです。
現地三十年の体験を通して言えることは、私たちが己の分限を知り、誠実である限り、天の恵みと人のまごころは信頼に足るということです。
と述べられています。
皆さんにも、中村医師の日本人としての誇りと信念ある生き方に学び、充実したすばらしい人生を歩んでいってほしいと心より願っています。
保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
九年間の義務教育を終えられたお子様の姿に、これまでの様々なご苦労が心に浮かび、感慨もひとしおのことと思います。心からお祝い申し上げますとともに、これまでの、本校教育に対するご理解、ご協力に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
最後になりましたが、卒業を祝ってくださったご来賓の皆様、これからも、子どもたちを温かく見守り、ご支援くださいますようお願い申し上げます。
なごりは尽きませんが、希望にあふれ、限りない皆さんの前途に幸多かれとお祈りし、私の式辞といたします。
令和二年三月十七日
こんにちは。全校生徒の皆さん、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う感染防止のために新居浜市では、明日から小中学校を春休みまで休校にする措置をとることになりました。
3年生の皆さんは、県立高校、特別支援学校の入試が終わっていないので不安もあろうかと思いますが、入試前日は登校日として受検票の配布や当日の指導を行いますので、安心して家庭で受検勉強に全力で取り組んでください。また、卒業式についても、感染防止のため縮小しての開催となりますが、現在のところ予定通り実施しますので安心してください。
1,2年生の皆さんは、明日から家庭学習を頑張ってください。学習内容の終わっていない教科については、新学年になって学習しますので安心してください。卒業式には、在校生の代表として生徒会役員の皆さんの参加を現在のところ検討しています。在校生の皆さんにも卒業式前日の16日を登校日として卒業式の準備を手伝ってもらい、卒業式に出席はできませんが、心を込めて3年生の皆さんの門出をお祝いしてほしいと思っています。修了式ができないので、23日と24日の学年末懇談会を生徒の皆さんと保護者の方と先生の3者面談で実施し、その時に通知表を渡すように予定しています。なお、先生方に電話連絡や家庭訪問で、生徒の皆さんの様子を確認してもらいますので、不要な外出をしないでください。部活動は、休校中は中止となります。今後の感染拡大の状況によっては春休み中も中止せざるを得ないかもしれません。1日も早い終息を願うばかりです。そのためにも、学校を休校して感染拡大を防ごうとしている意味を十分理解し、協力をしてください。
また、毎朝、健康チェックをお願いします。詳しくは、プリントを配布しますので、それにしたがってください。そして、37.5℃以上の発熱がある、せきがでる、強いだるさを感じる、息苦しさを感じる等のどれか一つでも当てはまるときは、朝10時までに学校へ電話連絡をお願いします。さらに、この様な症状があるときには、登校日や卒業式への出席を控えるように重ねてお願いします。
最後になりますが、こうして全校生徒の皆さんが一同に集まれるのは、今日が最後になりそうです。皆さんのこの一年間の頑張りは、私の誇りです。本当に素晴らしい取組がこの一年できていました。明日から、家庭での生活になりますが、こういう困難な状況の時にも皆さんは中萩魂で乗り越えてくれるものと確信しています。健康に十分気を付けて生活してください。
昨年の12月16日(月)に1年生の美術の授業で、版画制作について石村嘉成先生に教えていただきました。その時に、生徒たちと一緒に完成させた版画「イリエワニの大あくび」の表装が仕上がり、令和2年1月17日(金)に校長室に飾りました。中萩中学校のお宝として、末永く大切にしたいと思います。

おはようございます。全校生徒の皆さん、明けましておめでとうございます。冬休みは充実できましたか。冬休み中、皆さんが大きな事故にあったり、病気に罹ったりしたなどの連絡が無かったこと、良かったです。
今日から、3学期が始まりました。3年生にとっては、卒業まで後3カ月足らず、一人一人が進路を決定する人生の分岐点のとき、2年生にとっては、最上級生になる準備のとき、1年生にとっては、中堅学年として後輩たちを待つ自覚のときという、それぞれの学年にとって、一年の締めくくりとなるとても大切な学期です。各学年・各学級とも、より絆を深めて学年末を迎えて欲しいと願っています。
さて、2学期の終業式で、令和2年の始まりに一年の目標を立てましょう。「一年の計は元旦にあり」と諺にもあるように、目標を立てましょう。目標は、少し努力すれば、達成できるぐらいのものがいいと思います。とお話しさせてもらいました。今、皆さん一人一人に今年の目標がきっと立てられてあると思います。その目標を達成できるように、毎日を充実させていきましょう!
私の目標は、「これまでどおり凡事徹底を継続すること。」それとともに、「脚下照顧(きゃっかしょうこ)を心掛けること。」にしました。脚下照顧とは、「自分の足元をよくよく見よ」という言葉で、「身近なことに十分気を付けるべきこと。また、自分のことをよく反省すべきだということ。」という意味があります。この2つのことを意識して毎日を充実させようと思っています。
今年一年、皆さん一人一人にとって素晴らしい年になることを願っています。そのためにも、大事だと思うので繰り返し言いますが、目標をもった生活を心掛け、その目標を達成することで自分に自信をもてるようにしましょう。全校生徒の皆さんの頑張りを期待しています。
おはようございます。明日から楽しみな冬休みです。
昨日は、全校集会で2学期最後の表彰を行い、たくさんの生徒の皆さんの活躍ぶりが改めて確認できて大変うれしかったです。また、生徒会表彰で、多数の人が美化ボランティア活動に対する感謝状を受けたこと、中萩中を支える生徒の皆さんの自治の力が感じられ誇らしかったです。1学期の終業式で、私の目標「凡事徹底」のことを話しました。覚えていますか?この言葉の意味は、「なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと」です。まさに、美化ボランティアに毎回参加することはこれに通じていると思いました。
あと一週間で令和元年が終わり令和2年ねずみ年を迎えます。
ぜひ、令和2年の始まりに1年の目標を立てましょう。「一年の計は元旦にあり」と諺にもあるように、目標を立てましょう。目標は、少し努力すれば、達成できるぐらいのものがいいと思います。私も、一日一日を充実させるために目標を立て取り組もうと思っています。
さて、話は変わりますが、一つ皆さんに私ごとですが紹介したいことがあります。つい先日、私の中萩小中学校の同級生20名足らずで同窓会をしました。来年のお盆頃には、より大きな規模で同窓会をする計画も進行中です。中学校卒業から40年以上経ちますが、再会して少しすると昨日も会っていたかのように親しく話ができます。中学生の頃には、一言も話したことがなかった人とも同窓生という繋がりで、とても懐かしくお話ができてしまうのです。今日の終業式で、全校生徒の皆さんに同窓会のことを話しますと、その折に同級生たちに伝えています。いい年をして、○○くん、○○さんと言い合ったり、男子、女子と言ったりしている自分が何なんだろうと思いますが、お互いの健康を気遣いながら過ごす時間がとても楽しく感じるのです。今ここにいる皆さんは、とても不思議なご縁で結ばれているのです。どうぞ、皆さんも同級生とよい絆を深めていってください。将来、中萩中の同級生が皆さんにとってかけがえのない宝物になると思い、お話させてもらいました。
最後に、この冬休み気を付けてほしいことがあります。
それは、「大切な命を守ることです。事故にあわない。けがをしない。病気にならない。そのためにも、冬休み中も規則正しい生活を心掛けましょう。そして、新年1月8日水曜日、元気に登校してきてください。」
新年が、皆さん一人一人にとって良い年になるよう願っています。